この素材は、声の大きさを目で見える形で確認できる【声のものさし】【声の大きさ表】の視覚教材です。
私が以前勤めていた 児童発達支援施設 でも使われていました。
クラスが落ち着かなくてお困りの先生、声のコントロールが苦手な子にぜひ使ってほしいです!
今回は小さい子向けに動物のイラストで声の大きさを表しているものを作成しました。
小学生低学年向けにさらにわかりやすく文字を入れたものもありますので、お子さんの興味関心や発達段階に合わせてご使用ください!
【声のものさし】とは
声の大きさを目で見える形で確認できる視覚教材です。
声の大きさは目には見えませんから、身近な生き物などの大きさと声を関連付けて『声の見える化』することをおすすめします。
保育現場での活用法
安全な保育を行うためにも、クラスの雰囲気を整えたいと思うのが先生の本音ではないでしょうか。
☑ クラスがざわざわして落ち着かない
☑ 何度言っても直らない
☑ 奇声が多い トラブルが多い
☑ 電車などの公共交通機関を使って遠足に行く
クラス内に掲示して終わりではなく、繰り返し子どもたちと確認していきましょう。
「ありさんの声はどんなこえ?」「ライオンさんの声はどんな声?」と交互に声を出してゲーム感覚で声の出し方を知っていくのもいいですね。
このようなお子さんにおすすめ
普段から声が大きすぎたり小さすぎたり、場に合った声量で話したりすることなどが苦手なお子さんがいます。
「もっと小さい声でお話ししてね」「うるさい!」と言われても、どのくらいのボリュームにすればいいのかが分かりにくいことが多くあります。
☑ 普段の会話でも大きな声をだしてしまう
☑ 何度言っても直らない
☑ 興奮すると、特に声が大きくなる
☑ 電車など、公共の場所でも静かにすることが難しい
『声のものさし』をお子さんと共有しておくことによって、視覚からイメージしやすく指示も通りやすくなります。
関連絵本
【あーといってよあー】
小野寺悦子/作
堀川理万子/絵
福音館書店
2015年5月15日 第1刷発行
2009年4月1日 ちいさなかがくのとも発行
\内容紹介/
絵本を読んでもらいながら、いっしょに声を出していく参加型の絵本です。
いろんな「あー」の声を出してみましょう。上を向いて「あー」、下を向いて「あー」、胸をたたいてぶるぶるふるえる「あ~あ~あ~」。
うれしいときの「あー!」、かなしいときの「あー」。
声はからだの中から出てくる音です。
自分の声に耳を傾けてみましょう。
どんな「あー」があなたのいい声? あなたのいちばんすてきな声を聞かせてください。
大好きな参加型絵本です!
年中さんから小学3年生まで読み聞かせボランティアで読んだことがありますが、どこに行っても盛り上がった一冊です!
盛り上がりすぎてしまう可能性もありますが、最後は小さな小さな声からあなたの一番いい声でという方向性になるので、うまく収拾がつくと思います。
目には見えない『声』を感じられる絵本です。
声の響きを実感したり、息がすっからかんになるまで声をだしたり、声の大きさを変えてみたり、感情を表したり、「あー」だけでこんなに遊べるなんて!!
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